海外文献抄録

Alzheimer disease :Evidence for selective IOSS of cholinerg･ic neurOns in the nucleusbasalis･/whitehouse, P, J., Price, DL, Clark, A. W., Coyle, J. T. & Delong, M. R./Ann.Neurol.,10:122—126,1981.

Alzheimer病：基底核（nucleus basalis）のcholin作働性ノイロンの選択的消失

　74歳で死亡したAlzheimer病例を対象とした。症例の父は異常行動，刺激性，進fJ'性の痴呆などが19年続き79歳で死亡，父方の叔父，叔母に60歳代に発症した同じような疾患がある。

　症例は60歳より発病したAlzheimer病であり，膵臓癌と肝などへの転移を認めた。