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海外文献抄録
CSF cells in tuberculous meningitis-Hunzoral and cellular immune response. /Pelc, S. & DeMaertelaere, E. /J. Neurol. Sci., 49 : 223-228, 1981.
大友 英一
pp.758-759
発行日 1981年7月1日
Published Date 1981/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406204799
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結核性髄膜炎の髄液細胞--体液性および細胞性免疫反応
ウイルス性および結核性髄膜炎の髄液に多数の淋巴球および異様な形質細胞の存在することが知られている。しかし最近無糸分裂中の細胞,変形した淋巴球(非定型的あるいは反応性淋巴球あるいは免疫細胞ともいわれる)の存在が時折報告されている。著者らはまたウイルス性髄膜炎および髄膜脳炎例の髄液中に上述の細胞があり,また形質細胞に著明な免疫反応性の存在することを観察しているがこれは発症初期に著明であつた。
今回は3例の成人および7例の小児結核性髄膜炎を対象として髄液検査を行なつた。変形淋巴球および形質細胞はその数はまちまちであるが発症2日目から認められ,変形淋巴球は128日,形質細胞は40日目迄存在していた。
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