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海外文献抄録
Neurologic manifestations of Cogan syndrome/Bicknell, J. M. & Holland, J. V., Neurology, 28 : 278-281, 1978.
大友 英一
pp.734-735
発行日 1978年7月1日
Published Date 1978/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406204271
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Cogan症候群の神経症状
1945年Coganが記載したCogan症候群は非梅毒性間質性角膜炎,前庭系,聴力系の障害を特徴とする多系統性炎症性血管性病変であり,この30年間に70例程が報告されている。著者らは31歳男子,39歳男子の本症候群で神経症状を示したことを経験し,文献例を含めて79例のCogan症候群の神経症状について検討を加えている。年齢は7〜64歳で男子38例,女子41例であり,平均年齢は26歳である。68例は全身性症状を有しており,44例は神経症状を示した。
最もしばしばみられるものは発熱,体重減少,検査上では白血球増多,血沈促進であつた。
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