Japanese
English
アトラス 神経筋疾患の臨床10
重症筋無力症
Myasthenia Gravis
田辺 等
1
Hitoshi Tanabe
1
1虎の門病院神経科
1Department of Clinical Neurology, Toranomon Hospital
pp.1046-1051
発行日 1974年11月1日
Published Date 1974/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406203614
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歴史的意義 本症の神経筋病態の主体が機能的面にあるため,その本態の把握は歴史的にも極めて困難であつたと思われる。本症の存在に始めて着目したThomasWillis (1672)やSamuel Wilks (1877)の教訓的な古典においても,ヒステリーとの鑑別が苦慮されている。またReman (1932),Walker (1934-5)が本症に対する抗cholinesterase (ChE)剤の有効性を発見したことは,本熊に泊る画期的な業績であつた。
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