Japanese
English
神経耳科アトラス10
中脳障害と神経耳科学
Neuro-Otological Manifestation of the Midbrain Tegmentum Lesion
小松崎 篤
1
Atsushi Komatsuzaki
1
1虎の門病院神経耳科
1Department of Neurotology Toranomon Hospital
pp.127-130
発行日 1973年2月1日
Published Date 1973/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406203267
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中脳には動眼神経核があり,その部の障害は眼球運動の異常をきたすことは良く知られているが,そのrostral,背側部の前被蓋や後交連もまた眼球運動,とくに垂直性眼球運動に重要であることがわかつてきた。
さらに,聴覚に重要な役割を果たす下丘もこの部分に存在しているため,その障害は聴覚系に異常をきたすことが知られている。
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