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特集 間脳・下垂体の腫瘍(第24回日本脳神経外科学会シンポジウム)
脳下垂体および周辺部腫瘍の治療法の検討
Recent Treatmets of Tumors of the Pituitary Gland or Adjacent Structures
景山 直樹
1
1京都大学医学部脳神経外科
pp.589-595
発行日 1966年6月1日
Published Date 1966/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202059
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I.緒言
われわれの教室で現在までに取りあつかつた脳下垂体ならびにその付近の腫瘍は第1表に示すとおりであるが,最近この部の腫瘍の治療成績は,診断技術の進歩とあいまつて,むかしにくらべると,いちじるしく向上してきているのである。以下その点に関して,とくに下垂体腺腫,クラニオファリンジオーマ,視束交叉ピネアローマの3つの腫瘍につき最近の治療面での進歩を検討してみたいと思う。
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