学会抄録
第17回日本脳・神経外科学会総会演説抄録(4)
浅野 芳登
1
,
牧野 惟義
2
,
遠藤 三樹男
2
,
木村 幸三郎
2
,
三宅 有
2
,
石森 彰次
3
,
都留美 都雄
4
,
橋場 輝芳
5,7
,
俣野 一郎
6,13
,
宮崎 雄二
7,35
,
富樫 勉
7
,
西村 清隆
7
,
石井 昌三
8
,
渡辺 晃
6,13
,
神 文雄
6,13
,
岡村 宏
6,13
,
遠藤 清昭
6,13
,
富田 幸男
6,13
,
小山田 恵
6,13
,
村上 穆
6,13
,
小林 利晴
6,13
,
岡田 一夫
9
,
鈴木 二郎
6
,
岩田 金治郎
10
,
浅井 昭
11
,
吉田 勉
6,13
,
光野 孝雄
12
,
徳岡 俊次
14
,
横山 竜
14
,
青木 秀夫
14
,
錦村 欣一郎
14
,
森岡 久
14
,
藤原 剛
14
,
小倉 浩二
14
,
小川 正裕
15
,
坂井 昭夫
15
,
遠藤 辰一郎
16
,
山田 敏雄
16
,
青木 正休
17
,
岸 昭一
17
,
中山 福夫
18
,
宇山 理雄
19
,
高山 禄郎
3
,
工藤 市雄
3
,
増田 喜八郎
3
,
宇賀神 一夫
3
,
吉井 信夫
3
,
北野 正躬
3
,
平井 秀幸
3
,
石井 博
20,24
,
中村 紀夫
21
,
桑原 武夫
21
,
織田 実
11
,
萩原 徹
22
,
中川 幸英
22
,
有田 泰夫
22
,
中山 幸雄
22
,
福井 純
22
,
尾藤 昭二
23
,
内海 庄三郎
23
,
魚住 徹
23
,
岡本 英三
23
,
森友 猛
23
,
泉 汎
23
,
植田 隆
23
,
堀 浩
23
,
八木 勝郎
24
,
秋田 礼一
24
,
渡辺 文夫
24
,
池田 典保
24
,
渡辺 信夫
25
,
吉岡 逸朗
25
,
峯岡 仙示
25
,
高木 健太郎
26
,
石田 一夫
27,43
,
清水 隆
27
,
吉田 磯彦
28
,
篠原 啓次郎
29
,
蓮田 晶一
29,43
,
叶沢 竜一
25
,
大友 祥伍
25
,
遠藤 俊一
30
,
堀之内 宏太
31
,
深津 潤一
32
,
渡辺 浩策
33
,
安藤 協三
33
,
江本 修治
34
,
元木 賢治
35
,
小沢 凱夫
36
,
太田 幸雄
37
,
元村 宏
37
,
川淵 純一
38
,
吉野 豊明
38
,
斎藤 義一
39
,
稲葉 穣
40
,
宮川 昭平
40
,
布施 正明
40
,
伊藤 博治
41
,
西島 早見
34
,
脇坂 賢一
34
,
金田 良夫
42
,
福永 保郎
42
,
山本 恭正
42
,
北山 英夫
43
,
三輪 哲郎
2
,
橋本 義雄
11
,
勝木 司馬之助
44
,
岡部 信彦
44
,
後藤 幾生
44
,
武谷 溶
44
,
朝長 弘道
44
,
今川 徳郎
45
1熊本大学
2東京医大外科
3慶大外科
4北大神経科
5札医大脳外科
6東北大桂外科
7札医大脳神経外科
8京外
9東北大麻酔科
10橋本外科
11名大橋本外科
12岩手医大
13東北大学桂外科
14山口医大第2外科
15新大精神神経科
16福島医大遠藤外科
17広島大上村外科
18京府医大峯外科
19京都第二赤十字病院外科
20日本鋼管川崎病院外科
21東大脳神経外科
22京府医大第一外科
23大阪大学小沢外科
24日本鋼管病院外科
25順天堂大第二外科
26名大生理
27山口労災病院外科
28山口労災病院脳波室
29九大友田外科
30東大脳研究所
31自衛隊中央病院
32九大三宅外科
33京大外科第一講座
34徳島大第一外科
35札幌医大脳神経外科
36阪大外科
37大阪日赤神経科
38群馬大学第一外科
39鳥取大桑原外科
40東京医歯大第二外科
41中部労災病院外科
42東医歯大神経科
43山口労災病院
44九州大第二内科
45札幌医大脳外科
pp.281-294
発行日 1960年3月1日
Published Date 1960/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200910
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脳外科領域に於ける低温並びに超低体温時の出血傾向,特にその対策に就て
私達も脳外科を中心として低体温法を試みていますが低体温時に出血傾向が発現致します。此の原因究明の為直腸温平均18℃迄下降させた超低温実験群につき凝血段階及びP32標識による血小板の体内分布につき考究し出血性因子の検討を行いました。
〔実験成績〕超低体温時の血液一般性状は第1図の如く白血球を除き一般にhemoconcentrationの傾向を示し,凝血学的に第2図の如く出血時間は平均2〜3倍延長し凝固時間は平衡関係を示し血小板は冷却と共に著名に減少しました。凝血第一段階の検索では第3図の如くCa.再加凝固試験は中等度延長しprothrombin消費試験は短縮しA.H.G.も対照に比し短縮します。第2〜第3段階では第4図の如くprothrombin time 1 stageは冷却時延長しますがfibrinogenは正常範囲内であります。P32標識による血小板の正常体温時の臓器分布は第5図の如くでliver, spleenに高く時間の経過につれて減少しますが超低体温下では第6図の如くliver, kindeyに活性能が多い事を知りました。更にmild hypother-miaを応用した臨床例では第7図の如く出血凝固時間も稍々延長し血小板は減少し,C.R.T.は不良であり,従つてC.V.は小となりC.V.P.は大となります。
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