増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
5 鑑別と併存
Q57 発達障害とアルコール・カフェインなどの関係について教えてください
館農 勝
1
1特定医療法人さっぽろ悠心の郷ときわ病院
キーワード:
アルコール
,
alcohol
,
カフェイン
,
caffeine
,
神経発達症
,
neurodevelopmental disorder
,
注意欠如・多動症
,
attention-deficit/hyperactivity disorder
,
ADHD
,
自閉スペクトラム症
,
autism spectrum disorder
,
ASD
Keyword:
アルコール
,
alcohol
,
カフェイン
,
caffeine
,
神経発達症
,
neurodevelopmental disorder
,
注意欠如・多動症
,
attention-deficit/hyperactivity disorder
,
ADHD
,
自閉スペクトラム症
,
autism spectrum disorder
,
ASD
pp.699-700
発行日 2023年5月15日
Published Date 2023/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206962
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A 発達障害では一般人口に比べてアルコール・カフェインなどの物質関連障害が多いことが報告されています。“何かにはまっている,何かにのめり込んでいる状態”をアディクションと言いますが,発達障害の中でも特に注意欠如・多動症(ADHD)や,その傾向がある人はアディクションと関連性が高いことが知られています。また,さまざまな物質の過剰使用は,発達障害に関連した症状や併存する精神疾患の自己治療であるという説もあります。
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