Japanese
English
短報
精神分裂病および躁うつ病患者の利き手と利き眼
Hand Preference and Eye Dominance Patterns in Schizophrenics and Affective Disorders
亀山 知道
1
,
丹羽 真一
1
,
平松 謙一
1
,
斎藤 治
1
Tomoichi Kameyama
1
,
Shin-ichi Niwa
1
,
Ken-ichi Hiramatsu
1
,
Osamu Saitoh
1
1東京大学医学部精神医学教室
1Department of Neuro-psychiatry, Faculty of Medicine, University of Tokyo
pp.1271-1274
発行日 1981年12月15日
Published Date 1981/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405203351
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I.はじめに
精神疾患患者を対象とした利き手,利き眼の調査は,諸外国では1930年代から行なわれている1)。神経心理学的研究が発展した1960年代後半以後,精神疾患を左右大脳半球機能との関連で把握しようとする研究が進むにつれて,利き手,利き眼の問題が重要視されるようになり,いくつかの報告がなされている2,3,5〜7)。しかし,日本では報告されていない。
われわれは,精神疾患患者を対象として利き手,利き眼の調査を行ない,正常対照と比較検討した。
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