巻頭言 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    あたらしい病棟の一隅で
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                佐藤 壱三
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1千葉大学医学部精神神経科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.1152-1153
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1979年11月15日
                  Published Date 1979/11/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405203008
                
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- 文献概要
20年ぶりに大学へ帰って,はや3年の月日がたった。その間さまざまのことがあったが,それはそれとして,帰った当時は戸惑いすることばかり多かった。その一方は,20年前との驚くべき変化であったが,また一方は20年前との驚くべき無変化でもあった。
しかし何れにせよこの大学も,今一つの曲り角に来ていることは事実のようであった。その最も象徴的な出来ごとは,付属病院の新築移転である。戦前建築され空襲にも耐え,しばらく東洋一を誇った旧病院も,40年余の歴史の中に古びて,改造だけでは現代の医療に対応できなくなり,まったくあらたに建てなおすという思い切った企画が,迂余曲折を経てようやく完成したのである。
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