古典紹介
Ph. Chaslin:Groupe Provisoir des Folies Discordantes〔Éléments de Sémiologie et Clinique Mentales, Asselin et Houzeau édit., Paris, p.772-p.838, 1912.〕—第1回
小泉 明
1
Akira Koizumi
1
1弘前大学医学部精神科神経科
1Service neuroosychiatrique de l'Université de Hirosaki
pp.1121-1141
発行日 1979年10月15日
Published Date 1979/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405203006
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概要―幾つかの型がある。進行した時期においては鑑別は難しい。
破瓜病Hébéphrénie―軽症の1例。より複雑な1例。これは全症状のうちで障害が非常に極立っている。他の1例。13歳で発病。無関心。患者自身が認めている抑うつdépression。じっと動かない,常同症つまり破瓜病の偽メランコリー型forme pseudo-mélancolique。―妄想とカタレプシー現象を持った他の1例。―偽躁病性破瓜病hébéphrénie pseudo-maniaqueの1例。無関心は疾患に特徴的ではない。病気の経過中の意識喪失。
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