Japanese
English
研究と報告
入浴てんかんの3症例
Three Cases of Hot Water Immersion Epilepsy
大沼 悌一
1
,
兼子 直
2
,
福島 裕
2
,
佐藤 時治郎
2
Teiichi Onuma
1
,
Sunao Kaneko
2
,
Yutaka Fukushima
2
,
Tokijiro Sato
2
1国立武蔵療養所
2弘前大学医学部神経精神科
1National Musashi Research Institute for Mental and Nervous Diseases
2Dept. of Neuropsychiatry, Hirosaki Univ. School of Medicine
pp.179-183
発行日 1978年2月15日
Published Date 1978/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405202722
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I.はじめに
入浴によって誘発される反射てんかんは,きわめて稀であり,外国においては,Allen1),Mofenson2),Keipert3),Mani4),Stensman5)らの報告があるが,本邦においては,1972年の著者らの1例報告6)があるのみである。最近,われわれは,さらに同様の入浴てんかんの2症例を経験したので,前回報告した第1例のその後の経過を含めて報告する。
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