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紹介
被災者住民意向調査に見る福島県の精神保健面における諸課題
Public Health in Fukushima Prefecture: The need to survey the public for answers
川岸 礼佳
1
Ayaka KAWAGISHI
1
1福島大学大学院地域政策科学研究科地域政策科学専攻
1Graduate School of Public Policy and Regional Administration, Fukushima University, Tokyo, Japan
キーワード:
Handicap
,
Mental health
,
Quality of life
Keyword:
Handicap
,
Mental health
,
Quality of life
pp.59-64
発行日 2014年1月15日
Published Date 2014/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405102637
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抄録
東日本大震災による被害報告が多数なされている中,福島県の実態については未だ詳細に一般に知られていないことが多い。そこで,これまでに被災自治体などが主体的に実施してきた被災者などへの意向調査結果から精神保健に関連するものをまとめて提示した。その心理面での経時的な変動はあまり大きくなく,現在でも福島県は不安を抱えて生活している状態が続いていたことが分かった。さらに,福島県では被災の有無に関わらず,県民の被災者意識が強いことが示された。
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