動き
「第27回日本認知症学会」印象記
森原 剛史
1
1大阪大学精神医学教室
pp.1231
発行日 2008年12月15日
Published Date 2008/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405101337
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第27回日本認知症学会学術集会(http://dementia.prit.go.jp/)は2008年10月10日から12日にかけて3日間,群馬県前橋市で群馬大学医学部保健学科 山口晴保会長のもと行われた。副題は「認知症の早期診断と包括的医療を目指して」であった。
多くの参加者にとって,前橋までは乗り換えなども含め交通の便が大変だったにもかかわらず盛会であった。参加者数は600名以上だったと聞く。各会場は満席に近い状態が続いた。高齢化に伴う認知症患者の増加に加え,臨床応用が近づきつつある新規治療診断法の登場,認知症学会専門医制度発足といった新しい動きが本学会の注目度をさらに高めているのかもしれない。
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