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資料
ケアマネジメント体制整備推進事業の実施状況とその年次推移―サービス利用者主体の視点を中心に
Implementation and Annual Transition of Prefectural Promotion Project for Psychiatric Case Management: From a user centered viewpoint
中村 由嘉子
1
,
大島 巌
2
Yukako NAKAMURA
1
,
Iwao OSHIMA
2
1全国精神障害者家族会連合会保健福祉研究所
2東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野
1Mental Health and Welfare Research Institute, National Federation of Families eith Mentally Ill in Japan
2Department of Mental Health, Graduate School of Medicine, University of Tokyo
キーワード:
Case management
,
Care management
,
Care guideline
,
Mental disorder
,
Psychiatric user
Keyword:
Case management
,
Care management
,
Care guideline
,
Mental disorder
,
Psychiatric user
pp.89-96
発行日 2004年1月15日
Published Date 2004/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405100421
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はじめに
2003(平成15)年度から本格実施される予定の障害者ケアマネジメントの準備のため,各県および政令市ではケアマネジメント体制整備推進事業が行われている。
ケアマネジメントは,障害者の自己選択や自己決定を支援する援助方法である。精神障害者ケアガイドライン1)にも,「ニーズ中心のケアサービス提供を目指す」と記されており,ケアマネジメントは専門家主導のモデルではなく利用者主体の生活モデルでなければならないとされている。では,利用者主体のサービスを実現化するための事業として実施された体制整備推進事業に,実際のサービス利用者である当事者やその家族は,どのような形で参画したのであろうか。本稿では,1999(平成1)年度から継続して実施した調査研究の結果をもとに,利用者主体の視点からケアマネジメント体制整備推進事業の実施状況とその年次推移を報告し,今後の課題を明らかにする。
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