Japanese
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特集 冠動脈硬化に合併する重要臓器の動脈硬化病変
下肢閉塞性動脈硬化症を合併する冠動脈疾患
Coronary Artery Disease with Arteriosclerosis Obliterans of Lower Limb
勝村 達喜
1
,
稲田 洋
1
Tatsuki Katsumura
1
,
Hiroshi Inada
1
1川崎医科大学胸部心臓血管外科
1Division of Thoracic and Cardiovascular Surgery, Department of Surgery, Kawasaki Medical School
pp.647-650
発行日 1991年7月15日
Published Date 1991/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404900305
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近年人口の高齢化ならびに生活様式の欧米化にともない本邦でも動脈硬化性疾患が増加しつつあり，当然本疾患に対する手術も各臓器においてその数が増加しつつある．そのうち複数の臓器動脈に動脈硬化症が併発するいわゆる多発性動脈硬化症の症例は外科治療上数多くの問題点を有している．
今回冠動脈硬化症に合併する重要臓器の動脈硬化病変として下肢動脈硬化を取り上げ，当科での経験を基にその外科治療上の問題点を中心に検討する．
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