Japanese
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ジュニアコース
血液ガス分析法—Vab Slyke法について—(2)笑気ガスの分析
Blood Gas Analysis by Van Slyke-Neill Method (2) N2O
田崎 義昭
1
Yoshiaki Tazaki
1
1慶応大学相沢内科
1Dept. of Internal Medicine, School of Medicine, Keio University
pp.500-501
発行日 1962年7月15日
Published Date 1962/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201113
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- Abstract 文献概要
N2O笑気ガスは麻酔に用いられるのみでなく,近年脳,冠循環の測定にも応用され,血中N2Oを定量する機会が多くなつた。
N2O分析はVan Slyke検圧法により行うが,O2,CO2,も同時に定量するOrcutt & Watersの方法1)と,之を簡易化してN2Oのみを分析するKety & Schmidt2)の方法がある。前者は麻酔中のN2O濃度を測定する場合に用いられ,後音は脳循環等臓器循環を検査する際に多数の血液のN2Oを定量する場合に用いる。
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