カンフアレンス
第3回呼吸・循環談話會
齋藤 十六
1
,
相澤 豐三
2
,
笹本 浩
3
,
伊藤 良雄
4
,
木村 榮一
5
,
小林 太刀夫
6
,
上田 英雄
7
,
永澤 亥久萬
5
,
卜部 美代志
6
,
五島 雄一郞
2
,
加藤 正夫
4
,
山上 次郞
5
,
三枝 正裕
8
,
大谷 五良
8
1千葉大學
2東邦醫科大學
3慶應義塾大學
4東京大學美甘内科
5東北大學中村内科
6東京大學
7慈惠會醫科大學
8東大木本外科
pp.250-258
発行日 1953年9月15日
Published Date 1953/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200115
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〔1〕呼吸中枢の働き方について
齋藤1)私はSherringtonが腦・脊髄反射について申しておりますようなconvergenceならびにocculsionを考えて,それが或る程度,自律性反射でも同じように取扱えるんじやないかと思います。もう一つはこの春の内科學會で,熊本の勝木さんの御演説に追加いたしましたが,演者のおやりになつたような實驗をつぎの場合に行いました。小腦前葉の感傳刺戟によりまして循環・呼吸系における自律神經反射のうち或るものが抑制されるということを石井・筧がのべました。その際,截斷實驗の成績を見ますと,ほゞ,演者のいわれるような成績と一致しております。それゆえ大變興味深く拜聽いたしました。
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