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増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく
小腸 8 Cases
Case 7
Case 7
大塚 和朗
1
,
山本 くらら
2
Kazuo Otsuka
1
1東京医科歯科大学病院光学医療診療部
2東京医科歯科大学病院病理部
キーワード:
消化管ポリポーシス
,
脱毛
,
低アルブミン血症
,
絨毛消失
,
pit pattern
Keyword:
消化管ポリポーシス
,
脱毛
,
低アルブミン血症
,
絨毛消失
,
pit pattern
pp.1362-1365
発行日 2023年10月25日
Published Date 2023/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403203371
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臨床情報
60歳代,男性.主訴:検診で便潜血陽性.既往歴:特になし,内服薬なし.現病歴:201X年8月下旬より脱毛,味覚異常,下痢が出現し,同年9月に上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)を施行したが胃炎を認めるのみであった.その後,便潜血陽性を指摘され,同年10月大腸内視鏡を施行したところ多発ポリープが認められたため,当科へ紹介され受診となった.検査:Hb 13.0g/dL,TP 4.9g/dL,Alb 2.9g/dL,CRP 0.28mg/dL.臨床経過:201X年11月に経口小腸内視鏡検査(Fig.1),経肛門小腸内視鏡検査(Fig.2)を施行.
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