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増刊号 図説「胃と腸」画像診断用語集2022
分類・定義
食道
プラハ分類
Prague C&M criteria
菊池 大輔
1
,
布袋屋 修
1
1虎の門病院消化器内科
pp.688
発行日 2022年5月24日
Published Date 2022/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202858
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プラハ分類(Prague C&M criteria)はBarrett食道の内視鏡診断の客観的指標として作成された1).プラハ分類以前は3cm未満を“short”もしくは3cm以上を“long”と表記されていたが,より客観的に定量的に評価する目的で本分類が作成され,現在広く用いられている.
2002年9月にIWGCO(International Working Group for the Classification of Oesophagitis)のサブグループとして第1回のミーティングが行われた.本分類の作成のinternal validation study時には50のビデオクリップが用いられ,それに基づいたexternal validation studyでは29のビデオクリップが用いられた.後者の際には引き抜き時の動画のみが採択されており,プラハ分類は引き抜き操作での判定が望ましいと考えられる.
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