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増刊号 図説「胃と腸」画像診断用語集2022
検査法・手技
腸
MR entero-colonography
MR entero-colonography
大塚 和朗
1
,
北詰 良雄
2
1東京医科歯科大学病院光学医療診療部
2東京医科歯科大学放射線診断科
pp.514
発行日 2022年5月24日
Published Date 2022/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202722
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小腸と大腸の管腔を液体により拡張させてMRIで撮像するものがMREC(MR entero-colonography)である1).小腸を対象としたものとしてMRE(MR enterography)があるが,同時に大腸管腔も拡張させることによりMRECが可能となる(Fig.1).
方法は,検査前日の就寝前にクエン酸マグネシウム(マグコロール®P)1包を内服し,検査当日は撮像1時間前から30分かけてポリエチレングリコール水溶液を1l内服する.これにより小腸に加え大腸も管腔が拡張し,管壁の詳細な評価が可能となる.Table 1のようなシークエンスで撮像する.撮像には30分以上を要する.
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