増刊号 消化管疾患の分類2019—使い方,使われ方
小腸・大腸
Crohn病
モントリオール分類〔Montreal Classification〕
岸 昌廣
1
,
平井 郁仁
2
1福岡大学筑紫病院消化器内科
2福岡大学筑紫病院炎症性腸疾患センター
pp.722-723
発行日 2019年5月24日
Published Date 2019/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403201712
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定義
Crohn病(Crohn's disease ; CD)のモントリオール分類1)は,国際的にも頻用される病態の分類法で,①診断時年齢(age at diagnosis),②病変部位(location),③病態(behavior),の3項目から成る.各項目は,Table 1のように分類される.L4は上部消化管病変が併存する場合,L1〜L3に併記して記載する.また,肛門部病変(痔瘻や肛門周囲膿瘍など)が存在する場合,pをB1〜B3に付記して記載する.
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