Japanese
English
今月の症例
3年の経過にて胃腺窩上皮化生を呈した十二指腸Brunner腺過誤腫の1例
Brunner's Gland Hamartoma with Gastric Metaplasia Observed in Last Three Years, Report of a Case
菊池 英純
1
,
羽賀 敏博
2
,
三上 達也
3
,
宮澤 邦昭
1
,
澤谷 学
1
,
平賀 寛人
1
,
珍田 大輔
1
,
櫻庭 裕丈
1
,
下山 克
1
,
鬼島 宏
2
,
福田 眞作
1
Hidezumi Kikuchi
1
1弘前大学大学院医学研究科消化器血液内科学講座
2弘前大学大学院医学研究科病理生命科学講座
3弘前大学医学部附属病院光学医療診療部
pp.255-257
発行日 2018年3月25日
Published Date 2018/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403201296
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患者
70歳代,女性.
主訴
易疲労感.
現病歴
3年前のスクリーニング検査で十二指腸に粘膜下腫瘍(submucosal tumor ; SMT)を認め,翌年の経過観察を勧められたが受診していなかった.疲労感が出現したため近医を受診し,採血でHb 3.1g/dlの貧血を認めた.内視鏡検査にて十二指腸に出血を認め当科を紹介され,受診となった.
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