増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017
画像所見〔胃〕
竹の節状外観(bamboo-joint like appearance)
斉藤 裕輔
1
,
横田 欽一
1
1市立旭川病院消化器病センター
キーワード:
Crohn病
,
胃病変
,
肉芽腫
Keyword:
Crohn病
,
胃病変
,
肉芽腫
pp.598
発行日 2017年5月24日
Published Date 2017/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403200948
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定義
主にCrohn病(Crohn's disease ; CD)患者の胃に認められる画像所見である.胃噴門部から胃体部小彎にかけて2〜4条の腫大した皺襞と,それらを規則正しく横切る亀裂状の陥凹が縦に配列する所見を“竹の節状外観”とした(Fig. 1,2).また,皺襞の腫大が目立たず,軽微な浅い陥凹のみの所見も認められることがあり,縦走配列陥凹(longitudinally aligned furrows)とした1)2)(Fig. 3).
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