Japanese
English
今月の主題 薬剤関連消化管病変
序説
薬剤関連消化管病変の歴史的変遷
Introduction
蔵原 晃一
1
Kouichi Kurahara
1
1松山赤十字病院胃腸センター
キーワード:
NSAIDs潰瘍
,
NSAIDs起因性腸病変
,
抗菌薬
,
薬剤性腸炎
,
歴史
Keyword:
NSAIDs潰瘍
,
NSAIDs起因性腸病変
,
抗菌薬
,
薬剤性腸炎
,
歴史
pp.407-414
発行日 2016年4月25日
Published Date 2016/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403200593
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はじめに
高齢化社会の進行と新規薬剤の臨床導入を背景に薬剤関連消化管病変に遭遇する機会が増加しつつある.本号は薬剤関連消化管病変の特集号として,薬剤に関連する消化管病変を広く取り上げ,画像所見に基づいた臨床診断と病態解析に関する最新情報を提供するものである.
本稿では,臨床上,最も頻用される薬剤である非ステロイド性抗炎症薬(non steroidal anti-inflammatory drugs ; NSAIDs)と抗菌薬による消化管病変を中心に,薬剤関連消化管病変の歴史的変遷を概説する.
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