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編集後記
清水 誠治
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1大阪鉄道病院消化器内科
pp.399
発行日 2016年3月25日
Published Date 2016/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403200589
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今回,松田圭二先生,二村聡先生とともに企画を担当した.意図は序説に尽くされているが,網羅的というよりは従来本誌で扱われてきた疾患の間隙を埋めることを主眼にしている.「まれな」という言葉の意味は曖昧であるが,大腸悪性腫瘍では概ね肉眼型がまれな場合と組織型がまれな場合に分けられる.
主題はいずれも読み応えがある.入口論文ではまれな肉眼型である4型大腸癌の美麗な画像提示とともに特徴的所見が解説されている.松田論文では肛門管悪性腫瘍の重点疾患を列挙し,それらの診断における陥穽とともに具体的な肛門診察法が述べられている.また,平橋論文では肉眼型,組織型がまれな疾患の病理診断について,まさに網羅的に解説されている.
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