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編集後記
赤松 泰次
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1地方独立行政法人長野県立病院機構 長野県立須坂病院内視鏡センター
pp.1325
発行日 2012年7月25日
Published Date 2012/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403113564
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胃ポリープとは胃に発生する上皮性隆起性病変を指し,古くからその意義について議論されてきた.非腫瘍性胃ポリープには,腺窩上皮型過形成性ポリープ,胃底腺ポリープといった日常臨床でよく遭遇するポリープの他に,若年性ポリープ,過誤腫性ポリープ,胃底腺ポリポーシスなど,比較的まれな病変も存在する.それらの成因,鑑別診断,malignant potential,Helicobacter pylori(H. pylori)感染やプロトンポンプ阻害薬(proton pump inhibitor ; PPI)との関係については既に判明しているものもあるが,不明な点も少なくない.
序説は春間先生が担当し,非腫瘍性胃ポリープの歴史的背景,診断,発生病態についてわかりやすく簡潔に解説されており,胃ポリープの概念を理解するうえで極めて役立つ内容である.
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