Japanese
English
症例
経過観察により癌化を認めた胃ポリープの1例
Malignant Transformation of Gastric Polyp, Report of a Case
佐野 元哉
1
,
奥田 茂
1
,
谷口 春生
2
,
岡本 信洋
3
,
中井 昭子
4
M. Sano
1
1大阪府立成人病センター内科
2大阪府立成人病センター病理科
3大阪府立成人病センター外科
4大阪府立成人病センター放射線科
pp.329-334
発行日 1975年3月25日
Published Date 1975/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112232
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良性胃ポリープと診断される隆起性病変が約10年という長期間のX線,内視鏡による臨床的経過観察後,隆起部がくずれ陥凹を形成し,陥凹部に一致して癌を認める例を経験した.これはポリープの癌化とその進展様式を考察する上で極めて興味ある症例であるので報告する.
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