今月の主題 胃粘膜下腫瘍
座談会
粘膜下腫瘍
城所 仂
1
,
春日井 達造
2
,
村上 忠重
3
,
大森 皓次
4
,
大柴 三郎
5
,
信田 重光
6
,
白壁 彦夫
7
,
山田 達哉
8
1東大分院外科
2愛知がんセンター内科
3昭和大学外科
4国立がんセンター内科
5東北大学山形内科
6順天堂大学第一外科
7千葉大学三輪内科
8国立がんセンター放射線科
pp.943-956
発行日 1966年12月25日
Published Date 1966/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111997
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城所(司会) それじゃこれから始めます.粘膜下腫瘍は昔は割合まれな疾患というふうに考えられていたと思うんですけれども,最近診断面の進歩につれて非常に多く発見されるようになりました.特に無自覚のこういう疾患がかなり摘発されて,それが治療の対象になるケースも非常にふえておりますので,粘膜下腫瘍をこの座談会で取り上げていろいろ討論していただくのは非常に意義があることと思います.
それではまず粘膜下腫瘍の定義に関して,ひとつの御意見を伺いたいと思うわけですが,古くから粘膜下腫瘍に関して学会に発表されていた信田先生にまず皮切りに発言していただきたいと思うんですが.
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