--------------------
文献紹介「Giant hypertrophic Gastritis treated with gastric resection」
城所 仂
1
1東大分院外科
pp.209
発行日 1966年5月25日
Published Date 1966/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111991
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
64歳男子,20年来無酸症と下肢の反復する浮腫があり,これに急激な腹痛を伴ない,粘液の大量の吐出と増強するやせが認められた.血清アルブーミン3.37g/dl,静脈内RIHSA投与によるアルブーミン半減期は2.8日で異常に短かく,糞便中のアルブーミンは僅かに増加していた.
X線検査では粘膜皺壁が非常に厚くなり,所々で硬化像を示し悪性を否定できなかった.内視鏡検査は行なわれていない.
Copyright © 1966, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.