胃と腸ノート
私の内視鏡検査―前処置と被検者の体位
春日井 達造
1
1愛知県がんセンター内科
pp.1020-1021
発行日 1974年8月25日
Published Date 1974/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111920
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内視鏡検査において被検者に苦痛や余分な負担を与えず,できるだけ短時間にしかも十分に検査の目的を達することが要求され,そのためには解剖学,内視鏡診断学に精通し,検査手技に習熟することはもちろんであるが,そこにはまた合理的な方法いわばコツがある.10万余例の上部消化管内視鏡検査の体験を通じて会得した,私どもの内視鏡検査の要点を述べてみたいと思う.
まず第一におろそかにしてはならぬのが“前処置”と“被検者の検査時の体位”である.
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