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編集後記
崎田 隆夫
pp.821
発行日 1971年5月10日
Published Date 1971/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111683
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本号は現段階における胃集検の一大集成号であるといえる.昭和45年秋の胃集検学会長春日井博士の巻頭言に始まり,この領域における元老,先達ともいえる黒川博士ほか9博士の御随想につづいて,胃集検の方法,成績と将来の展望に分けられ,それぞれ座談会をまじえて第一線の代表的研究者の報告がまさにくりひろげられているという内容で,読者諸兄姉は昔より現在まで,そして現在の胃集検の実態をほぼ把握されることと思う,
方法論としては,間接X線,テレビおよび内視鏡によるスクリーニングについて,それぞれ市川,村上,藤田の諸博士により,集検における精検については北川博士により,地域,職域および外来の集検の特殊性についてはそれぞれ北,中馬,淵上の諸博士によりあまねくすぐれた報告がよせられた.
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