診断の手ほどき
前壁Ⅱcの1例
増田 久之
1
,
大柴 三郎
1
,
石岡 国春
1
,
上野 恒太郎
1
,
山岸 悟郎
1
,
五味 朝男
1
,
望月 福治
1
,
北川 正伸
1
,
狩野 敦
1
,
菅野 悌三
1
,
山形 淳
1
,
小檜山 満雄
1
,
久道 茂
1
,
八子 英器
1
,
成田 雄
1
1東北大学医学部山形内科
pp.243-246
発行日 1970年2月25日
Published Date 1970/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111207
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はじめに
X線学的に胃の前壁病変を微細に描写する方法として前壁二重造影法はすぐれた撮影法であるが,一般に前壁病変の存在の糸口をさぐり出すことは容易ではない.筆者らは腎結石症で入院した患者に胃X線検査を行ない,粘膜レリーフ法で異常所見を見出し,精検により前壁Ⅱcであった症例を経験したので報告する.
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