Japanese
English
今月の主題 小腸
症例
Ⅰ+Ⅱa型早期胃癌の1例
Ⅰ+Ⅱa Type Early Gastric Cancer, Report of a Case.
望月 福治
1
,
北川 正伸
1
,
狩野 敦
1
,
久道 茂
1
,
八子 英器
1
,
山岸 悟郎
1
,
上野 恒太郎
1
,
石岡 国春
1
,
大柴 三郎
1
,
永沼 悦夫
2
Fukuji Mochizuki
1
,
Masanobu Kitagawa
1
,
Atushi Kano
1
,
Shigeru Hisamichi
1
,
Hideki Yago
1
,
Goro Yamagishi
1
,
Kotaro Ueno
1
,
Kuniharu Ishioka
1
,
Saburo Oshiba
1
,
Etuo Naganuma
2
1東北大学医学部山形内科
2宮城県深谷病院
1Medical Clinic of S.YAMAGATA, Tohoku University
2Fukaya Hospital, Miyagi Prefecture
pp.1535-1539
発行日 1967年12月25日
Published Date 1967/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110437
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Ⅰ.症例
患者:63歳,男子,農業
家族歴および既往歴:特記するものはない.
現症歴:患者は生来健康であり1964年7月の胃集団検診においても特に異常をチェックされていなかった.1966年9月腹部症状およびそのほかの自覚症状は全然なかったが宮城県対癌協会の胃集団検診を受け胃癌と診断され,1966年12月宮城県対癌協会ならびに東北大山形内科外来において精密検査を受けた.当時,るいそうはなく,食欲やや不良のほかになんらの胃腸症状は自覚していない.
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