研究会紹介
福井県胃腸疾患懇話会
大滝 秀穂
pp.929
発行日 1969年7月25日
Published Date 1969/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111150
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北から南へと,各県,各地区の消化器病研究会の紹介の記事を読ませていただいていますと,何れの会も非常な盛況の様子が偲ばれます.私達の研究会も自己紹介させていただく順番になりましたが,発足はまだ浅く,3年足らずしか経過していません.しかし決して他の会に劣らないと自負しています.
福井県は大学ももちろんなく,人口も全国で最小から二番という小県で,どうしても地方のひけめを感じていた訳ですが,昭和41年の春頃から福井県立病院外科医長の山崎先生を中心として,公立病院および福井市内の消化器病専門の開業医の先生方約十名が,発起人となり,自分達も,第一線のレベルに遅れずにX線内視鏡の読影力を向上させようとの意見ができました.丁度その頃金沢へ来られまして見事な二重造影のX線写真を御披露して下さった白壁先生の講演会を契機として,昭和41年9月第1回の例会を開きました.
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