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「胃と腸」質問箱
新海 眞行
1
,
馬場 保昌
2
1半田内科医会
2癌研究会附属病院内科
pp.1338-1339
発行日 1992年11月25日
Published Date 1992/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110074
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(質問)患者は45歳,男性,主訴は空腹時心窩部痛.ルーチン胃X線検査で胃体中部後壁に透亮像(Fig. 1 矢印)を認め,病変部をバリウムでよく洗った後,透亮像の中に髭状の伸び出しを呈する不整形の陰影斑を描出(Fig. 2),未分化型Ⅱcの所見と考え,胃内視鏡検査(Fig. 3)を行いましたが,生検は癌陰性と判定されました.更に1か月後の胃X線検査(Fig. 4)でも透亮像の中に不整陰影斑が描出され,インジゴカルミン撒布の色素内視鏡(Fig. 5)で病変部より生検を行いましたが再び癌陰性と判定されました.そこで,癌研内科の馬場保昌先生に,次の2点について質問いたします.
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