Japanese
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今月の主題 逆流性食道炎を見直す
座談会
逆流性食道炎を見直す
Conversazione―Current Issues in Diagnosis and Treatment of Reflux Esophagitis
原澤 茂
1
,
羽生 信義
2
,
河野 辰幸
3
,
村上 祥子
4
,
末岡 伸夫
5
,
喜納 勇
6
,
神津 照雄
7
,
川井 啓市
8
Teruo Kouzu
7
,
Keiichi Kawai
8
1東海大学・内科6
2東京慈恵会医科大学・第2外科
3東京医科歯科大学・第1外科
4広島大学・第1内科
5日本医科大学・第3内科
6浜松医科大学・第1病理
7千葉大学・第2外科
8京都府立医科大学・公衆衛生
pp.1052-1067
発行日 1992年9月25日
Published Date 1992/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109978
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神津 皆さんお忙しい中をお集まりいただき,ありがとうございます.本日は「逆流性食道炎を見直す」というテーマで座談会を開かせていただきます.
逆流性食道炎は,「胃と腸」では約10年前の第18巻第11号で主題として取り上げられましたが,それ以降は特集されておりません.この間に症例数の増加もありますし,診断や治療法も変わってきました.また,食道疾患研究会,あるいは国際食道疾患会議日本部会などでもワーキング・グループができて,逆流性食道炎の分類をもう1回見直そうという動きが出てきています.今日は,このような時代的背景もあり,最近の10年間の進歩をみて,逆流性食道炎を共通の所見で,何とか共通の言語で捉えることができないか,そのようなことを討論していきたいと思います.
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