消化器診断入門
膵・胆〈その2―胆〉
川井 啓市
1
,
望月 福治
2
,
伊藤 誠
3
,
神津 忠彦
4
,
中島 正継
5
,
池田 靖洋
6
,
渡辺 英伸
7
1京都府立医科大学公衆衛生
2仙台市医療センター内科
3名古屋市立大学第1内科
4東京女子医科大学消化器内科
5京都第二赤十字病院消化器科
6福岡大学第1外科
7新潟大学第1病理
pp.1357-1360
発行日 1985年12月25日
Published Date 1985/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109680
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
4.治療とfollow-up
質 問 silent stoneのfollow-upおよびそのfollow-up中の検査は何をどのくらいの期間行えばよいでしょうか.
神津 silent stoneの揚合には,悪性病変の合併が一番大きい問題だと思います.そこで最初は短い期間で,例えば,1か月とか,3か月とかいうところで一度follow-upします.そこで石そのものも変わらず,壁も含めて大きな問題がなかった場合には,次は6か月後にします.あとは6か月ごと,もしくは1年ごとという形でfollow-upしていく.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.