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書評「食道腫瘍の臨床病理」
鍋谷 欣市
1
1杏林大学第2外科
pp.1290
発行日 1984年12月25日
Published Date 1984/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109497
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2カ月ほど前に井手博子,遠藤光夫両先生の著書「食道腫瘍の臨床病理」の書評を求められ,1度目を通したところ,どうしても熟読しなければ書けない気持にさせられた.それは1頁もゆるがせにすることのできない充実した内容で,まさに食道腫瘍臨床病理の辞典とも言うべき内容でもあったからである.
著者の2人は今さら紹介するまでもなく,東京女子医科大学消化器病センターにおいて中山恒明先生に師事し,本邦における食道癌の診断,治療の最先端をリードしている外科医である.
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