Japanese
English
今月の主題 Crohn病の診断
座談会
Crohn病診断のきっかけとなる症状・所見
Conversazione―Clinical Manifestations Diagnostic to Crohn's Disease
樋渡 信夫
1
,
棟方 昭博
2
,
田中 昌宏
3
,
勝又 伴栄
4
,
渕上 忠彦
5
,
北野 厚生
6
,
西俣 嘉人
7
,
中村 恭一
8
,
大柴 三郎
9
,
八尾 恒良
10
S. Ohshiba
9
,
T. Yao
10
1東北大学第3内科
2弘前大学第1内科
3自治医科大学消化器内科
4北里大学内科
5松山赤十字病院消化器科
6大阪市立大学第3内科
7鹿児島大学第2内科
8筑波大学基礎医学系病理
9大阪医科大学第2内科
10福岡大学第1内科
pp.1260-1277
発行日 1983年12月25日
Published Date 1983/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109216
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- サイト内被引用 Cited by
大柴(司会) 「胃と腸」のCrohn病特集号は5年前(13巻3,4,12号)にありましたが,その後Crohn病が年代と共に増えています.Crohn病の特徴は若年者に多く,腹痛,下痢,発熱が主症状になりますが,若年者ですと,そういう症状があっても小腸検査をしないことが間々あり,そのために診断がどうしても遅れてしまうことがあります.
本日の座談会は診断のきっかけになる症状・所見についてお話しいただきますが,八尾先生が今回206例のCrohn病症例のアンケート集計をなさいましたので,そのデータをもとにして,まず八尾先生から話を進めていただきたいと思います.
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.