Japanese
English
Coffee Break
Enteroinsular Axis
Enteroinsular Axis
pp.434
発行日 1982年4月25日
Published Date 1982/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108848
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McIntyreらやPerleyらは,ブドウ糖を経静脈投与したときよりも,経口投与したときのほうがインシュリンの反応が大きいことを見付けた.インシュリン分泌は血中ブドウ糖濃度に影響されるけれども,それとは別に,経口摂取されたブドウ糖に対して消化管から分泌される何かが関与していると考えられた.
それからは,多くの消化管活性ペプタイドについて,この現象とのかかわり合いを検討する仕事がなされたのである.結果は,多くの活性ペプタイドが関与しうることがわかったのだが,ブドウ糖の生理的な量を投与した場合,これに対応してくるものはGastric Inhibitory Polypeptide(GIP)とエンテログルカゴンであることが判明した.Makhlouf,Thomasら,O' Dorisioらがこういう研究をした.
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