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弔辞
村上 忠重
1
1早期胃癌研究会
pp.1370
発行日 1976年10月25日
Published Date 1976/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107461
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早期胃癌研究会が胃と腸の研究の推進において,世界をリードする瞠目に値する業績を誇りえたのは,臨床病理面での大きな寄与が基盤にあったからであります.佐野量造博士は,その貴重な道標でありました.
常に元気溌剌として思うところを直言して憚らず,国内のみならず海外にも啓蒙指導の役割を果たしていただきました.その開拓の情熱の響きは,今もなお耳朶に新しいことです.その深い同志的信頼の紐帯は,幽明境を異にしても,なお絶ちがたいものがあります.
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