Japanese
English
今月の症例
2.I型早期胃癌の1例
II. Type I Early Gastric Cancer, Report of a Case
田辺 聡
1
,
小泉 和三郎
1
,
横山 靖
1
,
西元寺 克禮
1
,
上杉 秀永
2
Satoshi Tanabe
1
1北里大学東病院内科
2北里大学東病院病理
pp.1232-1233
発行日 1994年11月25日
Published Date 1994/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105961
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〔患者〕57歳,男性.検診で異常を指摘され当院内科を受診した.
〔胃X線所見〕背臥位第1斜位二重造影像(Fig. 1)では,前庭部小彎に立ち上がりの明瞭な半球状の隆起性病変が認められる.表面にはごくわずかに溝状のバリウムが付着し,口側には一部結節状の突出を伴う.腹臥位圧迫像(Fig. 2)では,基部の立ち上がり明瞭な不整円形の透亮像としてみられ,また表面には斑状~溝状の淡いバリウムの溜まりがみられ,わずかなびらん性変化として描出されている.
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