Japanese
English
今月の主題 表面型大腸腫瘍―肉眼分類を考える
序説
表面型大腸腫瘍―肉眼分類を考える
Introduction
白壁 彦夫
1
,
前納 健二
1
,
藤谷 幹浩
1
Hikoo Shirakabe
1
1早期胃がん検診協会
キーワード:
大腸腫瘍
,
表面型腫瘍
,
肉眼分類
Keyword:
大腸腫瘍
,
表面型腫瘍
,
肉眼分類
pp.17-18
発行日 1994年1月25日
Published Date 1994/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105645
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みれどもみえずの時代から,微小なものまでみえる,また,微小なⅡc型の癌,Ⅱb型の癌もみつけた,という1984,1985年の工藤の業績から時を経た.臨床の診断感覚も高められ,診断の自信も深められた.休むことなく刺激しあった1991年から1992年にかけては,研究業績が噴出した感がある.お蔭で沢山の材料が得られ,出そろった.そこで本誌の特集をみたのである.
マクロ,実体顕微鏡,ミクロの所見は,おのおのがオーバーラップする領域がある.それらを含めて上記の手法で診断が考察されてきたことから,さて,肉眼分類はとなると,不純物を取り除けないようなもめごとも多かった.もめる原因は,そのほかにもある.
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