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第3回白壁賞は西俣嘉人氏ら,第22回村上記念「胃と腸」賞は末兼浩史氏らに
pp.1620-1621
発行日 1997年11月25日
Published Date 1997/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105249
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10月28日(火),ホテルニューオータニ博多で行われた第37回「胃と腸」大会の席上,第3回白壁賞と第22回村上記念「胃と腸」賞の受賞式が行われた.第3回白壁賞は西俣嘉人・他「Crohn病診断のための主要所見と副所見:縦走潰瘍―X線診断の立場から」(胃と腸31:465-478,1996)に,第22回村上記念「胃と腸」賞は末兼浩史・他「非腫瘍性胃RLHと胃MALTリンパ腫の経過観察例の検討―Helicobacter pyloriとの関連を中心に」(胃と腸31:973-986,1996)に贈られた.
当日,司会の牛尾恭輔氏(国立がんセンター中央病院放射線診断部)から,まず白壁賞受賞者の発表があり,早期胃癌研究会代表の八尾恒良氏(福岡大学筑紫病院消化器科)から受賞者代表の西俣氏に賞状と賞牌が,医学書院からは副賞の賞金が贈られた.八尾氏は“白壁彦夫先生が,鹿児島の西俣先生ご一門を共同研究者として大変高く評価されていたことを思い出しますと,この度の受賞は白壁先生のご遺志に沿ったものと考えています”と述べた.
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