Japanese
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今月の主題 十二指腸乳頭部癌―縮小手術をめざして
主題
十二指腸乳頭部癌の内視鏡的治療の現状―内視鏡的切除術を行った十二指腸乳頭部腺腫内癌の1例
Endoscopic Treatment for Cancer of the Papilla of Vater: Endoscopically Removed Cancer in Adenoma of the Duodenal Papilla, Report of a Case
猪狩 功遺
1
,
亀井 明
1
,
佐藤 栄一
1
,
高野 浩一
1
,
岡田 安郎
1
,
加来 良夫
1
,
小泉 浩一
1
,
甲斐 俊吉
1
,
丸山 雅一
1
,
柳澤 昭夫
2
,
加藤 洋
2
Takaaki Ikari
1
1癌研究会附属病院内科
2癌研究会研究所病理
pp.188-190
発行日 1997年2月25日
Published Date 1997/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105005
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〔患者〕36歳,男性.家族性大腸腺腫症(FAP)の経過観察中に,十二指腸乳頭部腫瘍が発見されたが,生検で異型を伴わない腺腫であったため放置した.1993年9月,FAPに対して大腸全摘術を施行した.1996年7月,急性膵炎症状が出現し,乳頭部病変は腺腫のままであったが,症状改善を目的に内視鏡的切除術を行った.
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