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第8回白壁賞は吉田操氏らが,第27回村上記念「胃と腸」賞は渡辺英伸氏ら,松本主之氏らが受賞
pp.1476-1477
発行日 2002年10月25日
Published Date 2002/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403104578
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2002年9月18日(水),東商ホールで行われた早期胃癌研究会の席上,第8回白壁賞と第27回村上記念「胃と腸」賞の授賞式が行われた.第8回白壁賞は吉田操・他「食道癌の深達度診断内視鏡像からみた深達度診断」(胃と腸36:295-306,2001),第27回村上記念「胃と腸」賞は渡辺英伸・他「虫垂・盲腸Crohn病の病理学的特徴と鑑別診断」(胃と腸36:183-194,2001)と松本主之・他「潰瘍性大腸炎診断基準の問題点―非連続性病変の面から」(胃と腸36:507-515,2001)に贈られた.渡辺氏は第7回の「胃と腸」賞を「原発性の空・回腸腫瘍の病理―肉眼形態と組織像の対比」で受賞しており,2度目の受賞となった.
研究会司会の川口実氏(国際医療福祉大学附属熱海病院内科)から,まず白壁賞受賞者の発表があり,受賞者代表として吉田氏(都立駒込病院,現:都立墨東病院)が紹介された.本賞は,故白壁彦夫氏のご業績をたたえて,消化管の形態・診断学の進歩と普及に寄与した論文に贈られるもので,「胃と腸」に掲載された論文に加え,応募論文も選考の対象となる.今回は「胃と腸」36巻に掲載された全論文と応募のあった英文論文1篇が選考対象となった.
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