特集 消化管悪性リンパ腫1998
ノート
基礎編
Helicobacter pyloriに対する免疫反応とMALTリンパ腫
横田 憲治
1
,
小林 計太
2
,
平井 義一
3
,
赤木 忠厚
2
,
小熊 惠二
1
1岡山大学医学部細菌学
2岡山大学医学部第2病理学
3自治医科大学微生物学
キーワード:
Helicobacter pylori
,
熱ショック蛋白
,
免疫不全マウス
,
自己免疫反応
Keyword:
Helicobacter pylori
,
熱ショック蛋白
,
免疫不全マウス
,
自己免疫反応
pp.471-473
発行日 1998年2月26日
Published Date 1998/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103617
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
Helicobacter pylori(以下H. pylori)は1983年に報告され,胃粘膜に感染する螺旋型をした桿菌である1).これまでの研究により,この菌の感染は胃炎,胃潰瘍,十二指腸潰瘍を起こし,胃癌の発症率を高めることが報告されてきた.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.