今月の症例
スクリーニングX線検査で発見されたS状結腸陥凹型早期癌の1例
加藤 修一
1
,
西俣 寛人
1
,
唐仁原 寛
1
,
大井 秀久
1
,
西俣 嘉人
1
Shuichi Katoh
1
1鹿児島大学第2内科
pp.966-968
発行日 1991年9月25日
Published Date 1991/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403102627
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大腸の陥凹型早期癌をスクリーニングX線検査で拾い上げた経験は少ない.X線診断学は,切除標本上の病変の存在部位と,術前のX線像に描出された部位を同定し,所見を正確に対比することで成立する.そこで本症例を用いて術前のX線像と切除標本とを対比し,どのような所見を拾い上げれば効率よく,陥凹型早期癌を発見できるのか検討してみた.
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