今月の主題 免疫学の理解とその臨床
免疫疾患のメカニズム
アレルギー性鼻炎
大西 正樹
1
1日本医科大学耳鼻咽喉科
pp.495-497
発行日 1995年3月10日
Published Date 1995/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402910192
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ポイント
●アレルギー性鼻炎のI型アレルギー反応は鼻粘膜粘液上皮層で起こっている.
●鼻粘膜には2種類の肥満細胞が存在し,鼻アレルギー発症に重要な役割を果たしているのは粘膜型肥満細胞である.
●アレルギー性鼻炎の3大症状であるくしゃみ,水性鼻汁,鼻閉をすべて誘発できるケミカルメディエーターは現在のところヒスタミンだけである.
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